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未分類 2012.01.27 (金)
あれから13年(娘がスキルスがんと言われて)・・・・・
どれだけ医療が変化し進歩したのか
スキルス胃がんというと、その「タチの悪さ」でひときわ恐れられる胃がんだ。
これまでの治療成績では、手術をしても術後の5年生存率は10~20パーセントであった。しかし、現在、分子標的治療薬の臨床試験が進んだり、新薬候補となる物質が見出されるなど、「手の施しようがなかった」状況から脱却しつつあるという。
スキルス胃がんの治療は、標準的な治療方法が確立されていないため、胃がん治療のガイドラインに準じて選択されることが多い。胃がんのもっとも有効な治療手段は外科手術である。
進行がんでは胃切除と2群までのリンパ節郭清が標準的手術とされており、スキルス胃がんも基本的には手術が第1選択だ。

スキルス胃がんの手術は、腹膜播種があるかないかが大きなポイント。腹膜播種などの遠隔転移がなければ、術式は胃切除(胃全摘術が多い)および2群までのリンパ節郭清で、術後の補助化学療法を加えるのが現時点で考えられる最良の治療法。しかし、たとえ手術可能と判断しても、結果的に完全にがんが取りきれたと考えられる手術は半数程度にすぎないという厳しさだ。
「術前に判断していた病期よりも進んでいて、予定していた術式の変更を余儀なくされることもあり、最近20年間のスキルス胃がん手術症例の推移を見ると、予後に明らかな改善は見られません。つまり、スキルス胃がんの手術レベルはほぼ限界に達していることがうかがえるのです」。
だからといって打つ手がないわけではない。「根治を目指した手術後に、TS-1(一般名テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)を使った抗がん剤治療を行うと、再発が少なくなるというデータが出ました。再発の可能性がより高いと思われる場合は、シスプラチン(商品名ランダ、ブリプラチンなど)を加えます」というように、化学療法に希望が見出せるようにもなってきた
シスプラチンを併用するかどうかについては患者の体力等を考慮して判断される。TS-1とシスプラチンの併用療法は、1日2回TS-1の内服と、シスプラチンの点滴というコース。TS-1は4週間飲んで2週間休薬という飲み方が推奨されているが、飲み方や量を変える方法もある。ただ、TS-1は内服薬なので、腸閉塞などで飲めなかったり、腎機能低下のため、シスプラチンが使えないこともあり、そのような例ではタキサン系の抗がん剤に変更する

TS-1以外では、タキサン系のタキソール(一般名パクリタキセル)が未分化がんに高い奏効率を示しており、スキルス胃がんの転移再発例に対して有望だ。

タキサン系の抗がん剤は、腹水中に速やかに移行して濃度が持続することから、腹膜転移例に有効と考えられており、また、腹腔内直接投与での治療効果も期待されています
シスプラチンなど水溶性の抗がん剤は、腹腔内に入れると、すぐに腹膜から吸収されて血中に入るため、腹膜転移がんの存在する腹腔内にとどまらず、効果が薄まってしまいます。一方、タキサン系の抗がん剤は、脂溶性で分子も大きいため、腹膜から血中への移行が妨げられ、腹腔内に長くとどまり、効果的と考えられるのです
「TS-1とほかの抗がん剤(タキサン系、イリノテカン、シスプラチンなど)を組み合わせて使うことで、進行の早いがんに効果が上がっていることが報告されているそうですがスキルス胃がんの成績向上には、臨床試験による科学的根拠のある治療法の決定と、分子生物学的な知見に基づく新規治療の開発が急務と考えています

え~でも此れという医療の確立が・・・・欲しいと・・・・あれから13年

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